寄稿者

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Dennis Fisher

Dennis Fisher

デニス・フィッシャー氏は、2005年に「デイリーブレッド」の著者に加わり、以来、歴史や科学、文学に触れる例話を多く取り入れてきました。フィッシャー氏には、ふたりの成人した子どもと孫がひとりあり、妻のジャネットとともにミシガン州デウィットに住んでいます。

寄稿一覧 Dennis Fisher

神のみことばは不朽

ポーランドのワルシャワは、第二次世界大戦初期の空爆によって壊滅し、コンクリートのかけらや配管の切れ端、ガラスの破片などが町中に散乱していました。そんな中、「英国および外国聖書協会」のポーランド本部ビルは、ひどく損傷したもののしぶとく残っていました。壁面の「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることはありません」(マタ24:35)の文字を読み取ることもできました。

ハリウッドの丘の十字架

南カリフォルニアの山肌にある「HOLLYWOOD」の文字は、有名なシンボルです。そのハリウッドには世界中から観光客がやって来て、スターに遭えるかもしれないと胸を躍らせたり、セメントタイルにつけられた有名人の手形足形を見物したりします。

やめるな

フローレンス・チャドウィックは1952年、カリフォルニアの海岸からカタリナ島まで約42キロを泳いで横断しようと試みました。しかし、15時間後、濃霧に視界がさえぎられると方向感覚を失って、断念せざるをえませんでした。悔しいことに、ゴールまでわずか1.6キロでした。

氷の花

ウィルソン・ベントレーは15歳の時に、雪の結晶に魅了されました。心を躍らせながら古い顕微鏡を覗き、何百枚もスケッチしましたが、雪はすぐに溶けてしまうので細部まで描けません。しかしその後、1885年になって、蛇腹式カメラを顕微鏡に取り付けることを思いつきました。そして試行錯誤の末、ついに雪の結晶の撮影に成功しました。彼は生涯に5千もの映像を撮りましたが、ひとつとして同じものはなく、それらを「美の小さな奇跡」とか「氷の花」と呼びました

天国の門

イタリアの彫刻家ロレンツォ・ギベルティ(1378-1455)は、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ洗礼堂にあるブロンズの扉に、イエスの生涯を描く数々の浮き彫りをほどこしました。長年かけて彫られたこれらの作品は非常に感動的で、ミケランジェロが 「天国の門」と呼んだほどです。

翼に乗って

アラン・テナントは、ハヤブサの移動を追跡して「On The Wing ハヤブサに託した地図のない旅」を執筆しました。ハヤブサは、その美しい姿と俊敏さ、力強さによって王族の狩りの供でしたが、残念なことに、1950年代に広く使用された農薬DDTの影響で、今では絶滅危惧種の仲間です。

チャリティー・アイランド

チャリティー・アイランドは、ミシガン州のヒューロン湖にあるサギノー湾で最も大きな島です。この島には昔から、領域を航行する船舶のための灯台があり、また安全な港もありました。船乗りたちは、この島が神の愛によってそこにあると信じ、この島を 「チャリティー・アイランド」(神の愛の島)と名付けました。

主の臨在の喜び

ウェストミンスター信仰基準は「人間のおもな、最高の目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を全く喜ぶことである」と述べます。聖書のみことばの多くは、喜びにあふれて感謝し、生きて働かれる神をあがめるようにと促します。すべての善いことは神から出ています。私たちはその神をほめたたえ礼拝します。

火遊び

幼い頃、火遊びは絶対にいけないと母に言われていました。しかしある日、やってみたくなったのです。マッチと紙くずを持って裏庭に行き、しゃがみこんで、どきどきしながらマッチを擦りました。